巨人・ソフトバンク「トレード第2弾」の現実味は?高木豊氏が予想する「ソフトバンクにはまる巨人の選手」

2025年5月12日(月)17時3分 J-CASTニュース

プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が2025年5月11日にユーチューブを更新し、今シーズンのトレードを独自予想した。

「小林がソフトバンクに行くことはちょっと考えられる」

巨人とソフトバンクの両球団は12日、巨人・秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)と、ソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1のトレードが成立したことを発表した。動画は、トレード成立前に収録された。

高木氏は、ソフトバンクの捕手事情に注目し、巨人の小林誠司捕手(35)が金銭トレードで移籍する可能性について言及した。

昨オフ、ソフトバンクの正捕手だった甲斐拓也(32)が、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した。今シーズンのソフトバンクは、海野隆司(27)、嶺井博希(33)、渡邉陸(24)らで甲斐の穴を埋めている。

このような状況を踏まえ、高木氏は「ソフトバンクはキャッチャーがほしい。絶対にほしいと思う」と断言し、こう続けた。

「見渡していくと、巨人の小林かな。(小林は)上に上がるチャンスはないだろうし、(捕手の)4番手は山瀬(慎之助)になる。将来的なことを考えると、経験をさせたい。そうなってくると、小林がソフトバンクに行くことはちょっと考えられる」

「小林は、どこに行ってもちゃんとやってくれそうな感じがする」

20年以降、出場機会が激減している小林。24年シーズンは42試合の出場に留まった。今シーズンは甲斐の加入もあり、ここまで1軍の出場はないが、高木氏は小林のキャリアについて、次のように評価した。

「(ソフトバンクは)今、チームの状態がやっといい具合に動き出しているけども、要というのは大事。そういう意味で、小林というのは、どこに行ってもちゃんとやってくれそうな感じがする。負けていても堂々としているから悲壮感を漂わせない。ソフトバンクにはまると思う」

そして、こう続けた。

「パ・リーグに行って、いろいろな勉強になるだろう。野球のキャリアを積むという意味では、非常にいいこと」

ソフトバンクは開幕から調子が上がらず、一時、リーグ最下位に低迷。11日時点でリーグ4位まで上昇し、ようやくエンジンがかかってきた。一方の巨人は、首位・阪神を1.5ゲーム差で追いかけている。

秋広、大江とリチャードの電撃トレード成立で大いに沸く中、巨人・ソフトバンクのトレード第2弾はあるのか。今後の両球団の動向に注目が集まる。

J-CASTニュース

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