綱取りの大関・大の里が先場所V決定戦を争った高安を下し2連勝 本割で初勝利し「相手の動き見えていた」
2025年5月12日(月)19時34分 スポーツ報知
大の里は高安を叩き込みで下し懸賞金を受け取る (カメラ・小泉 洋樹)
◆大相撲夏場所2日目(12日、東京・両国国技館)
初の綱取りの大関・大の里(二所ノ関)が春場所の優勝決定戦を争い勝った小結・高安(田子ノ浦)を退け、2連勝。力強い立ち合いから得意な形にはなれなかった。それでも首を押さえてはたき込んだ。「相手の動きが見えていた。立ち合いが良かったのでまた明日につなげたい」とうなずいた。本割では過去2戦2敗の難敵から初白星を挙げた。
師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の弟弟子を倒し、「よかった」と振り返った。初の綱取り場所は初日の幕内・若元春(荒汐)戦に続き、先場所敗れた相手にリベンジした。それでも「まだ2日目。明日またしっかりやりたい」と引き締めていた。