10歳で母を亡くしたフリーマン「母の日は悲しい日だったけど、今は…」 4安打3打点の大暴れ

2025年5月12日(月)11時1分 スポーツ報知

◆米大リーグ ダイヤモンドバックス1—8ドジャース(11日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャースのF・フリーマン内野手が母の日に、敵地ダイヤモンドバックス戦に「3番・一塁」で先発出場し、4安打3打点の活躍でチームを勝利に導いた。この日は、現地での母の日。ナインはそれぞれバットやベルト、スパイク、リストバンドなどピンクのものを着用。10歳の時に母を皮膚がんで亡くしたフリーマンは、この日の試合後インタビューでは「ほとんどの人が知っていると思います。母の日は長い間僕にとって悲しい日でした。でも今は、妻チェルシーと3人の息子がいて、母の日はとても幸せな日になった。母が天国から見守ってくれていて、特にこんな試合の後なら、きっと楽しくしてると思います。本当に嬉しいです」と目を細めた。

 フリーマンは、初回の第1打席には、Dバックスの先発、Z・ゲーレン投手(29)の外角直球を左中間にはじき返し、先制の適時二塁打。3回の第2打席にはライトへの二塁打、5回の第3打席にはセンターへの犠牲フライを放っていた。4—0で迎えた7回1死の第4打席では、相手左腕の低めのカーブを捉えると、右中間スタンドに9号ソロを放り込んだ。9回の第5打席にはこの日4安打目となる右前安を放ち、打率は・376に上昇した。

 チームは、ビジター10連戦を6勝4敗と勝ち越し、貯金を再び今季最多タイの13とした。頼れる主砲は「長い遠征でした。家に帰りましょう。さあ、帰ろう!」と充実感を漂わせた。

スポーツ報知

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