【ヴィクトリアM・イシゴーの特注馬】アスコリピチェーノG1・2勝目へ高速決着にも対応可能

2025年5月12日(月)11時10分 スポーツ報知

アスコリピチェーノ

◆第20回ヴィクトリアマイル・G1(5月18日、東京・芝1600メートル)

 昨年は14番人気のテンハッピーローズが制すなど波乱の歴史が色濃いが、現時点ではアスコリピチェーノ(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)を中心に予想を組み立てることになる。

 23年の2歳女王は翌年の桜花賞、NHKマイルCをそれぞれ2着。崩れない反面、世代トップクラスのマイラーという印象が強かった。そのイメージを覆したのが古馬との初対戦となった次戦の京成杯オータムHだ。

 単勝1・5倍の断然人気を背負いながらも、中団から運び中山のマイルで終始外、外を回して1馬身1/4差の完勝。決してスタートも速くない中で、役者が違うとばかりのパフォーマンスには正直驚いた。上がり3ハロンは、ほぼ最後方で脚をためた2着馬に次ぐ32秒7。自身初の32秒台をマークし、相変わらず高速決着が続く東京コースでは心強い。

 いろいろと条件がかみ合わなかった豪州・ゴールデンイーグル(芝1500)大敗後(12着)に、前走のサウジアラビア・1351ターフスプリントをきっちり勝ち切るあたりに、やはり底力の高さを感じる。今回も好走の可能性は高いだろう。(石行 佑介)

スポーツ報知

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