【武雄競輪 開設74周年記念G3大楠賞争奪戦 2日目】12R 地元勢を引っ張る清水

2024年5月12日(日)4時30分 スポーツニッポン

 武雄競輪の開設74周年記念G3「大楠賞争奪戦」が11日に開幕した。初日メインの特選12Rは突っ張る九州ラインを清水が強引に巻き返した。展開がもつれる中、直線外を10秒8のラップで強襲した山田庸が快勝。清水を追う形になった佐々木悠が2着、深谷から切り替えた浅井が3着。12日の2日目は後半7個レースの二次予選がメイン。本紙は12Rに登場する清水裕友(29=山口)をイチ推しする。

 【12R・地元勢を引っ張る清水】

 <12R> 初日特選でも存在感を示したS級S班の清水に、山田英—山口敦の地元コンビが続く。清水が別線に力の違いを示して押し切るとみたが、仕掛けが早まると山田英の逆転も魅力に。限りなく本線決着が濃厚だが、伊東の攻めに乗って差し脚を伸ばす阿部の台頭を警戒したい。

 (1)山口敦也 前回のG3決勝で(山田)庸平さんに離れたのが悔しくて、セッティングも練習も乗り方も自分なりに考えて来た。3月よりもいいと思う。山田さんの後ろで。

 (2)阿部力也 坂本君のおかげ。伊東君の番手。

 (3)佐藤壮 疲れは大丈夫だけど、キツいレースだった。斎木君を目標に。

 (4)川村晃司 単騎で。

 (5)清水裕友 自転車の感じは悪くなかった。仕掛けた時に(山田)庸平さんのブロックでスピードが少し鈍った。自力で。

 (6)斎木翔多 自力で。

 (7)山田英明 いつも頑張ってくれる清水君へ。連係は全日本選抜の決勝以来。

 (8)伊東翔貴 想定とは違う初手の並びになったけど、仕掛けてからは思った以上に自転車が進んでくれた。自力勝負。

 (9)山口泰生 川村さんはいるけど単騎で。

 【11R・深谷の首位不動】

 <11R> 巻き返しを狙うS班の深谷で首位は堅い。神山—宿口の関東両者が続いて本線が強力。藤田と佐藤慎は目標の奮闘次第で突っ込む。

 (1)神山拓弥 根田君のカマシに、最近にないくらい余裕を持って付いていくことができた。深谷君。

 (2)藤田勝也 酒井君に。

 (3)佐藤慎太郎 状態はずっと変わらない。磯島君。

 (4)上野雅彦 体が軽かったし前回よりいい。ダッシュ良く踏めた。自力。

 (5)磯島成介 引き続き状態は悪くない。自力で。

 (6)酒井拳蔵 自力。

 (7)深谷知広 何回かあった行けるタイミングで行けなかった。選手紹介までは不安だったけど、レースになったら思ったよりも動けた。自力勝負。

 (8)宿口潤平 神山君。

 (9)久保田泰弘 レースが始まってしまえば問題なかったけど、周回中がなんかキツかった。上野君へ。

スポーツニッポン

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