“なでしこの冨安”19歳DF古賀塔子が描く未来像「世界一のセンターバックになりたい」
2025年5月12日(月)22時56分 スポーツニッポン
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のDF古賀塔子(19=フェイエノールト)が12日、所属先のオランダから日本メディアのオンライン取材に応じた。今季リーグ最終戦となる17日のPSV戦を前に加入2年目のシーズンを振り返り、「監督からはビルドアップで自分が持ち出して、攻撃に参加するところを求められている。そこは一つ成長した部分」と話した。
昨年1月、JFAアカデミー福島からWEリーグを経由せずに海外挑戦した。高校2年時に出場したU—17女子W杯で海外勢との差を痛感。「守備を極めたいと思い、海外の選手とマッチアップできる環境を選んだ」と言う。オランダではフィジカルやスピードで上回る相手と対峙(たいじ)し、「しっかり予測して守備をしないと失点につながることが多い。そういうところは日本でやっていたら実感できない」と充実の時を過ごず。
1メートル73の長身で速さ、うまさを備える超万能DF。その姿は日本代表DF冨安健洋(アーセナル)をほうふつとさせる。「世界一のセンターバックになりたい。守備で絶対に負けないこと。その中で攻撃の起点になったり、得点を狙っていけるのが本当にいい選手」と未来像を描く19歳。なでしこジャパンでも、存在感をさらに高めていく。