伊東勤氏が“真のキャプテン”と称賛する現役選手の名前「もう一花咲かせて欲しい」
2025年5月12日(月)14時50分 スポーツニッポン
西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が、自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。ロッテ監督時代に指導した楽天・鈴木大地内野手(35)がチームに必要な理由を解説した。
伊東氏は「この選手は使いやすい」と言い切った。
それはチームスポーツの一員としては最大級のほめ言葉かもしれない。
今季も出場27試合中5試合で4番を務めた。伊東氏は「大地が4番を打つチーム状態の方がちょっと問題」と指摘したが、ロッテ監督時代に鈴木を4番起用したことがある。
「本人には4番目のバッターだからバントもエンドランもあるという話はしたが、大地は自分をしっかり持っている。4番だから大振りするタイプでもない」
ほとんど故障をしないことも首脳陣としては有り難い。伊東氏は「決して大きくないが、試合に向けてコツコツやってきた選手。試合に出られなくても腐らずチームを応援するし、アドバイスも送る。試合中は(ベンチの)前に出て声を出す。あの姿は真のキャプテンですよ」と野球に対する姿勢を称賛した。
そして、「チームとしても必要な戦力。貴重ですよ。もう一花咲かせて欲しい」とエールを送った。