【柔道】パーク24の吉田秀彦総監督「結果でしか恩返しできない。期待して待っていて」世界選手権壮行会
2025年5月12日(月)18時53分 スポーツニッポン
柔道実業団強豪のパーク24は12日、東京都品川区の本社で世界選手権(6月13日開幕、ハンガリー・ブダペスト)の壮行会を開いた。所属選手で日本代表に選出されている女子52キロ級の阿部詩(24)、男子60キロ級の永山竜樹(29)、66キロ級の阿部一二三(27)、同級の武岡毅(25)、90キロ級の田嶋剛希(27)、団体戦73キロ級代表の田中裕大(23)の6人が出席。社員やパーク24柔道教室に通う子供たちから応援メッセージが送られた。
男子60キロ級パリ五輪銅メダルの永山竜樹は、今年4月にSBC湘南美容クリニックから移籍。「今年度からパーク24柔道部の一員になりました」とあいさつし「自分らしい攻めの一本を取る柔道で金メダルを持ち帰ってくるので応援よろしくお願いします」と悲願の世界一を誓った。
男子90キロ級で昨年優勝の田嶋剛希は「学生の時に全く手が届かなかった世界代表になることができているのは、最高の環境を用意してくださる会社の方々のおかげ。優勝という最高の結果で恩を返せるように頑張っていきたい」と感謝を込めて決意表明。団体戦男子73キロ級代表の田中裕大は「個人戦に出られていない悔しさを忘れずに、自分が1点取ることで日本チームに貢献できるように」と意気込みを語った。
最後に、1992年バルセロナ五輪男子78キロ級金メダルで1999年世界選手権90キロ級優勝の実績も持つ吉田秀彦総監督(55)があいさつ。社員たちへ向け「結果でしか恩返しできないと思っています。しっかり結果をここで報告したいと思うので、期待して待っていてください」と選手の健闘を約束した。