NPB実行委員会「拡大ベース」を議論 MLBと同サイズで今秋フェニックスLで検証検討

2025年5月12日(月)19時0分 スポーツニッポン

 日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が12日に都内で開かれ、「ベース拡大」について議論が行われた。大リーグでは23年シーズンから1辺が約7・6センチ大きくなった。

 NPBの中村勝彦事務局長は「フェニックスリーグで試作(ベース)を使ってみて、検証してみる」と説明。今秋「みやざきフェニックスリーグ」で試作品の使用を検討していることを明かした。

 MLBではベース拡大により一、二塁と、二、三塁の塁間は約12センチ、本塁と一塁、三塁の間は約8センチ短くなった。日本で試作するサイズについては、中村事務局長は「MLBと同じサイズですね」と説明。日本でも早ければ来季以降の運用の可否を、今後も慎重に議論していく。

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