元巨人コーチ・大久保博元氏 巨人―ソフトバンクの注目トレードで“得”したのは!?
2025年5月12日(月)17時49分 スポーツニッポン
巨人で1軍打撃チーフコーチを務めた大久保博元氏(58)が、自身のYouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。巨人・秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)と、ソフトバンク・リチャード内野手(25)の2対1のトレードで誰が一番“得”したか解説した。
大久保氏は「なかなか思いつかなかったトレード」と切り出した。
どうしてこうなったか?
大久保氏は「巨人は岡本(和真)選手がケガしてしまった。右の長距離砲が欲しい。4番がいない。(打線の)柱がない」。そこに昨オフ移籍希望したリチャードを、できればセ・リーグに出してあげたいという思惑がハマったと説明した。
そして「秋広選手にとってもファーストしか出場しにくい。外野守備は不安がある。DHのあるパ・リーグがいい」と、出場機会が増えると指摘した。
大江もセ・リーグのワンポイント起用より、パ・リーグでしっかり1イニング、もしくは2イニングを投げる方が向いていると説明した。
両球団にとっても3選手にとっても「いいトレード。楽しみ」と解説した大久保氏だが、今回のトレードはファンが大きな期待を寄せながらもどかしい思いをしてきた“ロマン砲”同士が対象となった点に注目。
「ファンにとって一番いいトレードだったのでは?」と、両軍ファンが一番“得”をしたのではないかと指摘した。