巨人入りリチャード、背番号は52「ルーキーのつもりで最初から飛ばす」…岡本の穴埋め期待

2025年5月12日(月)19時40分 読売新聞

秋広優人内野手

 巨人の大江竜聖投手(26)、秋広優人内野手(22)と、ソフトバンクのリチャード(砂川リチャード)内野手(25)の交換トレードが成立し、12日に両球団から発表された。リチャードの背番号は52に決まった。

 救援左腕の大江は、2020、21年に2年連続で40試合以上に登板するなど計149登板で7勝0敗、防御率3・75。今季は一軍登板がなかった。秋広は通算153試合で打率2割7分、10本塁打、42打点。今季はここまで出場5試合で打率1割4分3厘だった。

 リチャードは通算100試合で打率1割6分、10本塁打、27打点。二軍では昨季までの5年連続で本塁打王のタイトルを獲得している。巨人は4番の岡本が6日に左肘靱帯じんたい損傷の大けがを負って戦列を離脱しており、強打の右打者を獲得して打線の強化を図る。

 秋広は「巨人の(背番号)55番を背負えたのは誇りに思うし、その経験を生かして頑張りたい」と話し、リチャードは「またルーキーに戻ったつもりで最初から飛ばしていけるように頑張りたい」と抱負を語った。

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