「君はすごい」ダルビッシュ有の故障明けの投球が「まさに圧倒的」と現地記者が絶賛! 18イニング連続無失点&防御率「2.43」

2024年5月13日(月)16時30分 ココカラネクスト

ダルビッシュは故障明けから目覚ましい投球を続けている(C)Getty Images

 パドレスのダルビッシュ有が現地時間5月12日(日本時間13日)、本拠地のペトコ・パークで行われたドジャース戦に今季8度目の先発登板。7回101球2安打無失点、7奪三振で今季3勝目を挙げた。

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 ダルビッシュは初回から4回までパーフェクト投球を続け、5回に入ると、先頭のテオスカー・ヘルナンデスを152キロのストレートで空振り三振、続くマックス・マンシーは右飛に打ち取り二死としたが、6番のアンディ・パヘスに四球を与え、ここで完全投球が途切れる。さらに、キケ・ヘルナンデスに初安打を許したが、この回も無得点に抑えた。

 6回も一死からムーキー・ベッツに二塁打を浴びたが、フレディ・フリーマンを中飛、ウィル・スミスは152キロのストレートで空振り三振に切って取ると、雄叫びを上げた。このシーンにパドレス公式Xも反応し、「ユウ・ダルビッシュ、君はすごい」と称賛。7回もマウンドに上がると2三振を奪うなど3人で片づけた。

 米メディア『MLB.com』のAJ・カサベル記者は自身の記事の中で「ベテラン右腕は主に剛速球と高速スライダーを駆使してドジャース打線を翻弄した。その過程で、ダルビッシュは2013年の18イニング連続無失点記録に並んだ。4月下旬に故障者リストから外れて以来、彼はまさに圧倒的な成績を収め、防御率を2.43まで下げた」と紹介した。

 ダルビッシュは4月17日(日本時間18日)に首の張りで15日間の負傷者リスト入りをしたが、同30日(日本時間5月1日)のレッズ戦で復帰。復帰後の投球は目覚ましく、自己最長タイとなる18イニング連続無失点記録に加え、日米通算199勝に到達。節目の大記録である200勝まであと「1」と迫った。

 また、この日は大谷翔平との今季3度目の対戦が注目されたが、大谷が腰の張りを訴えたために欠場し、残念ながら叶わなかった。

 ダルビッシュは試合後の『NHK BS-1』のインタビューで、「全体的にメカニックも良かったですし、投げているボールも良かったので、結果もついてきて良かった」と振り返った。節目の200勝については「なるべく早く達成して早く気が楽になりたいなと思っているんですけど、次の試合までしっかり調整してまた勝ちたいなと思います」と、偉業へ向けて気持ちをあらたにしていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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