巨人24歳内野手は「希望の光」昇格後は打率.306と好調 「ファーストレギュラーいけるんじゃ」
2025年5月13日(火)12時5分 ココカラネクスト

増田陸は直近3戦連続安打と調子を上げてきている(C)産経新聞社
巨人のガッツマン、増田陸が攻守に気を吐いている。
敗戦となった9日のヤクルト戦でも「8番・一塁」で先発出場、第2打席にヤクルト先発、高梨裕稔の初球の内角直球を捉えて左翼席に飛び込むアーチを放った。
【動画】魂がこもった打席!増田陸が1000日ぶりとなる打点をマークしたシーン
自身にとってこれが22年8月4日、阪神戦以来、3年ぶりのアーチともなった。
11日の試合でも安打をマークし、直近3戦連続安打、ファーストの守備でもたびたび好守を見せている。
4月21日の今季初昇格から少しずつ出場機会を増やし、現在の打率「.306」(12日現在)と今やチームには欠かせない存在になりつつある。
やる気を前面に打ち出す「ガッツマン」として知られる増田陸も近年は苦しんでいた。23年シーズンは1軍出場なし、昨季はわずか4試合の出場にとどまり、その間、チームでは若手内野手が台頭。今季が高卒7年目シーズン、一つの結果が求められ、背水のシーズンに持前のガッツあふれるプレーでチームを勇気づけている。
主砲の岡本を欠く中、ファースト守備でも安定感ある動きを見せているとあって「このまま、ファーストレギュラーいけるんじゃ」「チームの元気印」「希望の光だな」「何気に守備めちゃくちゃうまい」など応援の声が高まっている。
チームでは緊急補強として、ソフトバンクから右の大砲候補のリチャードも加わった。再び激化する内野手争いの中で背番号61は光を放てるか。今後の躍動した姿も期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]