決勝点の要因となったカゼミーロの“ランニング”…マンU指揮官は擁護「ディテールでしかない」

2024年5月13日(月)17時42分 サッカーキング

失点に絡んだマンUのカゼミーロ [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が、アーセナル戦で失点につながるミスを犯したブラジル代表MFカゼミーロについて言及した。

 12日に行われたプレミアリーグ第37節では、マンチェスター・Uとアーセナルが対戦。負傷者が続出していることもあり、テン・ハフ監督は本来中盤の選手であるカゼミーロをセンターバックとして先発起用した。

 だが、マンチェスター・Uは前半中盤の20分に失点。アーセナルのドイツ代表MFカイ・ハフェルツにサイドを突破されると、最後はベルギー代表FWレアンドロ・トロサールにシュートを押し込まれた。結局、このゴールが決勝点となり、マンチェスター・Uは本拠地『オールド・トラッフォード』で0−1と完封負け。リーグ戦2連敗を喫するとともに、今季14敗目を喫した。

 注目を集めているのは、アーセナルの決勝点につながったカゼミーロのプレーだ。カメルーン代表GKアンドレ・オナナのロングフィードがカットされた際、最終ラインにいたカゼミーロはダッシュすることなくゆっくりとランニング。結果として最終ラインが崩れ、縦パスを収めたハフェルツをオフサイドにかける機会を逃した。

 イギリスメディア『90min』は12日、アーセナル戦後にインタビューへと応じたテン・ハフ監督のコメントを紹介。カゼミーロの怠慢ともとれるプレーについて問われた指揮官は「ディテールでしかない」と擁護しつつ、次のように述べた。

「それよりも前にもっとポゼッションでより良いポジションを取り、より良いパスのオプションを持つことができれば、もっと上手くできたはずだ。(カゼミーロのミスを指摘するのは)細かいことなんだ」

 テン・ハフ監督は「最終ラインでプレーするのに自信を持っている選手が必要」と、本職センターバックの駒が不足している現状を嘆いた。

サッカーキング

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