なでしこDF古賀塔子が描く世界一のCBへの道とは「守備で絶対に負けない」「攻撃の起点。得点も狙える」

2025年5月13日(火)7時0分 スポーツ報知

なでしこジャパンの古賀塔子

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のDF古賀塔子が12日、オンラインで報道陣の取材に応じた。米国を倒し、初優勝を飾った2月のシービリーブス杯では全3戦に出場。米国戦では優勝を決める決勝弾を決めた。4月の国際親善試合コロンビア戦でも先発した19歳の有望株は、「どのポジションでも自分の良さが出せるような選手になりたい」としつつ、「個人的には世界一のセンターバック(CB)になりたいという思いはあります」と野心を燃やした。

 世界一のCBとはどういう選手か。リバプールの主将を務めるオランダ代表DFファンダイクの名前を挙げた。「守備で絶対に負けないというのはCBとしては第一。その中でも攻撃の起点になったり、得点も狙えるというのが、いい選手だなと思う。そこを目指してやれたら」と自身の理想のCB像を語った。アーセナルの日本代表DF冨安健洋にも言及し、「高校生の時から目標にしている選手。こういう選手になりたい」と尊敬する。

 173センチの長身で、足元の技術にも定評のある古賀は、昨年1月、JFAアカデミー福島から直接欧州へ。現在所属するオランダ・フェイエノールトではCBだけでなく、攻撃参加も必要とされるボランチも務める。自身よりも体格のある選手と対戦する環境の中、自身の理想像として求めるビルドアップの成長も感じたという。その上で、「自分にはCLで優勝したいという夢がある。そこに近づくためには、もっとレベルの高いリーグだったりチームに行く必要がある、自分自身がより成長できればもっと上のレベルに行けるかなと思いますので、もっともっと練習してうまくなりたい」と今後の未来像も明かした。

スポーツ報知

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