巨人からソフトバンク移籍の大江竜聖、昨年三振奪った「最強の打者」とチームメイトに

2025年5月13日(火)5時20分 スポーツ報知

報道陣の取材を受ける大江

 大江が新天地で羽ばたくことを誓った。ソフトバンクへのトレード移籍が決まり、午後1時半頃に荷物整理のためG球場へ。「8年間ジャイアンツで成長させていただき感謝しかない。獲ってもらったソフトバンクさんにも今は感謝しかないです」と、思いを明かした。

 日本シリーズでも対決してきた常勝軍団への加入。新背番号も「29」に決まり「必要とされているのは率直にうれしい。本当に強いチーム。その戦力になれるよう頑張ります」と意欲を燃やした。阿部監督には電話で「頑張って」と激励され、同じ左腕の先輩である中川、高梨からも「必要とされるのはいいことだから」とエールをもらった。

 原前監督時代の20年リーグVに貢献した。巨人で一番の思い出は昨年5月29日・ソフトバンク戦(東京D)で球界屈指の好打者・近藤から見逃し三振を奪った場面。「最強の打者なので、覚えてます」。二松学舎大付の後輩・秋広と新たな環境へ。「結果を残すことでしかアピールできない」と、前を向く瞳は決意に満ちていた。(堀内 啓太)

 ◆大江 竜聖(おおえ・りゅうせい)1999年1月15日、神奈川県生まれ。26歳。二松学舎大付から2016年ドラフト6位で巨人入団。1軍通算149登板で7勝0敗、34ホールド、防御率3・75。173センチ、82キロ。左投左打。

スポーツ報知

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