ブラジル代表新監督にアンチェロッティ氏、不振の王国がイタリア人監督に再建託す…ＣＬ５回、欧州５大リーグ全て制覇の名将
2025年5月13日（火）0時12分 スポーツ報知
ブラジルサッカー連盟は１２日、同国代表の新監督にスペイン１部Ｒマドリードを率いる、イタリア人のカルロ・アンチェロッティ氏が就任すると発表した。
Ｒマドリードは今季、スペイン１部で優勝が絶望的になっており、アンチェロッティ氏はシーズン終了後に退任する見込み。ブラジル連盟との契約期間は１年となっているが、２０２６年北中米Ｗ杯終了後も見据えているという。
２６年Ｗ杯南米予選でブラジル代表は現在４位と不振で、３月にはドリバウジュニオール監督が解任されていた。アンチェロッティ氏は監督として欧州ＣＬ５回、ＡＣミラン（イタリア）、チェルシー（イングランド）、パリＳＧ（フランス）、バイエルン（ドイツ）でリーグ制覇しており、欧州５大リーグ全てで優勝した史上初の監督。王国再建は６５歳の世界的名将に託された。
◆カルロ・アンチェロッティ １９５９年６月１０日、イタリア・レッジョーロ生まれ。６５歳。現役時代はＭＦとしてローマ、ＡＣミランでリーグ優勝を経験。同国代表では国際Ａマッチ２６試合出場。引退後、９５年にレッジーナの監督に就任し１部に昇格させる。その後、パルマ、ユベントス、ＡＣミランで指揮を執り、２００９年にチェルシーの監督に就任。以降はパリＳＧ、Ｒマドリード、バイエルンとビッグクラブを渡り歩き、２１年６月にＲマドリードに復帰した。
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