ソフトバンク・谷田部翔太2軍マネジャー「もっとハッピーに生きよう」ムネリンの教えを実践

2025年5月13日(火)6時4分 スポーツニッポン

 【筑後のおじ鷹】谷田部翔太2軍マネジャーは松山2軍監督の右腕としてフットワークよく動き回っている。東京・日大三では2度の甲子園優勝がある名将、小倉全由監督(68)から裏表がない人間になれ——と教えられ、今でも大事にしている。

 高校では同学年の広島・坂倉らと甲子園を目指したが、あと一歩届かなかった。立正大を経て「2年勝負」と決め、独立リーグのBC栃木に進んだ。内野はどこでも守れるユーティリティー。左打者の一塁への到達タイムは4秒を切れば優秀といわれる中、3秒89の俊足も武器だった。

 ドラフト指名には至らなかったが、BC栃木では貴重な出会いがあった。ソフトバンクでもプレーし、大リーグにも挑戦した“ムネリン”こと川崎宗則選手兼テクニカルアドバイザーだ。「みんなミスするんだから、次やらないことが大事」とポジティブな気持ちを注入してくれ、「根暗な性格」を変えてくれたと感謝している。

 川崎氏は現役引退してソフトバンクのマネジャーになることを喜んでくれた。筑後ファーム施設ではいつも笑顔を絶やさない。「もっとハッピーに生きよう」というムネリンの教えを実践している。

 ◇谷田部 翔太(やたべ・しょうた)1998年(平10)5月13日生まれ、東京都出身の27歳。日大三では右投げ左打ちの内野手として活躍するも甲子園出場はなし。ソフトバンク・佐藤直がいた報徳学園と対戦したことが思い出の一つ。立正大からBC栃木に進み、22年限りで現役引退。23年にソフトバンクの3軍マネジャー、昨季から2軍マネジャー。

スポーツニッポン

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