FC東京MF高が2戦ぶりの出場と得点に意欲 「ボランチで一番点を取りたい」
2025年5月13日(火)18時15分 スポーツニッポン
FC東京のMF高宇洋(27)が13日、小平グラウンドで敵地・浦和戦(17日・埼スタ)に向けた取材に応じ、2戦ぶりの出場と今季2点目に意欲を示した。
高は3日の敵地・新潟戦の試合中に相手選手と接触し、脳振とうで負傷交代。前節の本拠地・神戸戦(10日)は出場を回避した。今節に向けて既に全体練習には合流し、「やっと戻れました」と胸をなで下ろした。
不在の中で、前節は試合終了間際に決勝点となるPKを獲得。劇的な展開で今季初の連勝を飾り、上げ潮ムードのチームに復帰を果たす。
「リハビリ中に(チームメートも)勝って次につなげるからと言ってくれていた。ああいう劇的な展開で勝ち切れたのは良かった。今年、久しぶりに上から見て、俯瞰(ふかん)して見ることで気づきもあった。体も久々に休めた。競争もあるので、ここからやっていきたい」
帰ってきた司令塔は「前節は外から見て攻撃でボールを引き出す、次につなげることももっとできると思った。連勝を2で止めるか、今後続けていくかで全然違う。しっかりと連勝できるようにやるだけだと思う」と言葉にする。
今季リーグ6得点を目標に掲げ、開幕前からゴールに強い意欲を示してきた。高は「ボランチで一番点を取りたい。チームで(マルセロ)ヒアンと、(佐藤)恵允の次ぐらい点を取りたい」と言い、復帰戦を自ら祝う一撃を虎視眈々(たんたん)と狙う。