幕下付け出しの行徳「今日は70点くらい」デビューから連勝 「星を見るのが好き」相撲以外の趣味明かす
2025年5月13日(火)14時29分 スポーツニッポン
◇大相撲夏場所3日目(2025年5月13日 東京・両国国技館)
幕下最下位格付け出しの行徳(22=玉ノ井部屋)が、西幕下59枚目・栃清龍(30=春日野部屋)を押し倒しで破り、2連勝とした。
もろ差しになって力強く押し倒し、「今日は70点くらい。前回よりは良かった」。相撲のスタイルについては「当たって前に出たり、差したり、まわし取ったり、色んなことをやりたい」と語った。
日大出身で幕下最下位格付け出しの花岡(22=境川部屋)や近大出身で幕下最下位格付け出しの浦山(22=音羽山部屋)とは同学年。行徳も刺激を受けているようで「みんなが勝ってると自分も頑張ろうという気持ちになって、お互い高め合う感じで、いい存在」と力を込めた。
一番の趣味は「相撲」だが、「星を見るのが好き」と天体観測にも興味を示す。おおいぬ座のシリウスが好きで、入門する前に長野県へナイトツアーに行ったこともあるという。
初日には堂々の白星デビュー。「みんなから良かってねと言われた。自分としては、また次の相撲があるので切り替えてという感じ」。満足することなく、白星を重ねていく。
◇行徳 康祐(ぎょうとく・こうすけ)2002年(平14)10月22日生まれ、東京都荒川区出身の22歳。小1から相撲を始め、中3まで文京針ケ谷相撲クラブ。足立新田高—拓大政経学部卒。昨年10月の国民スポーツ大会で個人3位。12月の全日本選手権は優勝した池田俊に敗れ16強。1メートル78、体重143キロ。得意は左四つ、押し。家族は父と兄。血液型A。趣味は「相撲」、天体観測。