【とこなめボート G2レディースオールスター】白鳥幹太の“超イイ値”は川井萌 楽しみ乗せて

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　ボートレースとこなめのG2「第10回レディースオールスター」が、13日に開幕する。白鳥幹太記者担当の「超イイ値」は初日12Rドリーム戦5号艇の川井萌に注目した。

　今大会は3回目の出場で初めてドリーム戦に選出された。「この票に見合うような選手になれるよう、これから頑張っていきます」と語る川井の姿はなかなか堂に入ったもの。気負いもなければ「緊張もない」と落ち着き払っている。

　引き当てた55号機は2連対率30％と数字は平凡。加えて前節の最終日に新ペラに換わっており、半信半疑で特訓に出たが、「そのままいって、特訓はスタートを決めやすくて良かったです。悲観するような感じではないですよ」と動きは上々。ほっとひと安心だ。

　今月はオールスター月間。今大会も月末のまるがめSGオールスターでも女子5位で選出されている。デビュー5年目を迎える選手生活の中で、未経験の大舞台が待ち受けている。

　「まさか選ばれると思ってなかったですからね。ホントにうれしかったです。今は不安が9割、楽しみが1割ですね」

　23歳の気鋭が心に期する小さな楽しみとはいかに。「これまで同期の清水（愛海）さんと2人で頑張ってきて、いつか一緒にSGに出たいと思ってました。その夢が一つ一つかなっている感じです」と盟友と思いを共有して躍進を誓う。

　ドリーム戦は“夢見心地”では終わらせない。「とこなめは割と好きなイメージがあります。勝つには捲りか、捲り差ししかないですよね」。女子グレード戦線で売り出し中の川井がファンの思いを乗せ、穴党ファンを歓喜に導く。

　【白鳥の買い目】12R。＜5＞＜3＞、＜5＞＜2＞、＜5＞＜6＞流し。

　◇白鳥　幹太（しらとり・かんた）東京都出身の54歳。昨年まで13年間住み慣れた名古屋には風呂＆酒＆ギャンブル仲間がおり、長い1週間を覚悟している。