楽天・西口直人が復活の1003日ぶり白星 トミー・ジョン手術、育成契約を経て「うれぴーーー!」
2025年5月13日（火）16時45分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 楽天4ー3ロッテ（2025年5月13日 楽天モバイル）
楽天・西口直人が育成契約を経て、復活の白星を手にした。
3—3と同点の9回に4番手でマウンドへ。先頭・寺地を二ゴロに仕留め、3回に本塁打を放っていた山本は152キロの直球で空振り三振。
「苦しい試合が続いているけど、同点の場面でつないでサヨナラを待とうと頑張って投げた」
最後は宮崎も154キロで空振り三振。その裏に味方がサヨナラ勝ちして、今季初勝利が転がり込んできた。
お立ち台に上がった西口はチームの連敗も4で止めて「今の気持ちは、うれぴーーー！」と笑顔で絶叫。
白星は22年8月14日の西武戦以来3年、1003日ぶりで「ありがとうございます」と喜んだ。
22年にはリーグ最多タイの61試合に登板。中継ぎ右腕としてリリーフ陣を支えたが、23年9月に右肘のじん帯移植術（通称トミー・ジョン手術）を受け、同年オフに育成契約に。
今年2月に支配下登録に復帰し、同時に力強い直球も復活。この日は最速155キロをマークした。
「けっこう腕も振れていた。なんとか抑えたいなと頑張って腕を振った」。苦しいチーム状況の中で、28歳右腕の復活は心強い限りだ。
