日本新薬・橋本主将 課題と収穫手にしたJABA東北大会 都市対抗予選へ「初戦の入りが大事になる」

2025年5月13日(火)18時57分 スポーツニッポン

 課題と収穫を手に、日本新薬はJABA東北大会を予選リーグを2勝1敗で終えた。決勝トーナメント進出は惜しくも逃したが、橋本和樹主将(26)が3試合を総括した。

 「結果論にはなりますが、初戦の入り方に課題が残りました。エース級のピッチャーに対して、しっかり捉えることができなかった。そこが東北大会の反省です」

 5月9日に行われた予選リーグ初戦の七十七銀行戦は1—10で8回コールド負け。厳しいスタートとなったが、残り2試合は反攻に転じた。11日の伏木海陸運送戦は初回に橋本が先制タイムリーを放つなど打線がつながり、13—2で7回コールド勝ち。12日のNTT東日本戦も橋本の適時打などで2回までに挙げた4得点を投手陣が守り抜き、4—3で接戦を制した。

 「敗戦の次の試合に切り替えて、コールド勝ちできたこともそうですし、2連勝できたことは2次予選につながると思います」

 今季に出場するJABA大会は全て終了。岡山大会は2敗1分と苦しんだが、京都、東北大会とも2勝1敗と勝ち越した。3大会を踏まえ、橋本は27日から開幕する近畿地区2次予選に目を向ける。

 「繰り返しになりますが、初戦の入り方、エース級の投手からしっかり点を取っていくことが課題になってくる。残り2週間なので、ここから技術は一気に向上することはないので、あとは気持ちの面。間違いなく練習はしっかりしてきているので、自信を持って、今までやってきたことをどれだけ出せるか。2次予選になれば多少は固くなると思いますが、普段通りのプレーをできるように短期間で細かいところを詰めていきたい」

 3年ぶりの都市対抗出場をかけて臨む近畿地区2次予選。昨秋の新チーム結成時から地道に積み上げてきたものを発揮するべく、橋本が持ち前のキャプテンシーで日本新薬ナインをけん引する。

スポーツニッポン

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