ドジャース・大谷「母の日」マルチ!母・加代子さん&真美子夫人“2人の母”への感謝プレーで示した

2025年5月13日(火)1時30分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース8—1ダイヤモンドバックス(2025年5月11日 フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は「母の日」となった11日(日本時間12日)、ダイヤモンドバックス戦で今季自己最長の9試合連続安打となる2安打、1打点1得点で8—1の快勝に貢献した。バット、ベルト、スパイクのロゴなどピンク色に染めて躍動。母・加代子さん、そして新たに母になったばかりの真美子夫人への感謝をプレーで示し、今季最長だった敵地10連戦の遠征を締めた。

 鮮やかなピンク色のバットを振り抜いた。1—0の5回先頭。大谷がゲーレンの外角チェンジアップを捉え、9試合連続安打となる中前打で出塁した。ベッツが左翼への二塁打でつなぎ、フリーマンの犠飛で2点目のホームを踏んだ。試合前まで7打数1安打5三振だった難敵を攻略し、メジャートップの得点を44に伸ばした。6回2死三塁では2番手の横手左腕マンティプライのカーブを鋭く右前へ運び、打球速度111マイル(約179キロ)の弾丸適時打でリードを4点に広げた。

 4月に長女が生まれ、父親になって初めて迎えた母の日。全身にあしらったピンクに思いを込めた。試合前にはインスタグラムを更新。「Happy Mother’s Day」と母の日を祝福し、カーネーションに見立てた赤い花の絵文字を添え、真美子夫人と生まれたばかりの愛娘の手を握り合う写真も投稿した。ドジャースのSNSは各選手の母親の名前でスタメンを紹介。大谷は「Kayoko’s son」と記され、他の選手も母の名前で「その息子」として紹介された。

 母の日はこれで出場4試合連続安打とした。野手出場は大リーグでは21年が初めてで、昨季は腰の張りで大事を取って欠場したが、21、22、23年も1安打ずつマーク。打点も出場3試合連続となった。幼少時は元バドミントン選手の加代子さんと、自宅前で「ラリー」するのが楽しみだった。そして新たに母となった真美子夫人。「2人の母」へ、今季13度目のマルチ安打は、母の日には初めての2安打でもあった。

 「母の日は誰にとっても特別な日だ。特に野球選手の妻たちは、遠征が多い生活を理解してくれる特別な存在です。私自身も妻と母に感謝しています」。デーブ・ロバーツ監督は、大リーガーにとって特別な一日であることを代弁した。感謝をプレーで表現して白星で飾り、今季最も長い敵地10連戦を6勝4敗と勝ち越した。貯金は今季最多タイの13。打率はリーグ8位の・308と伸ばした大谷は試合後、愛する家族が待つロサンゼルスへ10日ぶりに帰還した。

スポーツニッポン

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