青学大 V5へ単独首位浮上!中西 1失点完投15Kで今季5勝目
2025年5月13日（火）5時0分 スポーツニッポン
◇東都大学野球 第4週最終日 青学大2—1亜大（2025年5月12日 ジャイアンツタウン）
青学大は今秋ドラフト上位候補の最速152キロ右腕・中西聖輝投手（4年）が3安打1失点完投で今季5勝目を挙げ、勝ち点4として単独首位に立った。
青学大のエース・中西が勝負どころで完投勝利を挙げた。最後はフォークで15個目の三振を奪うと両拳を握り6秒間も固まった。喜びをかみしめていたわけではなく「どんなポーズをしようかな…と。でも優勝が決まったわけでもなかったので、やめました」と余裕たっぷりだった。
初戦を落とし、負ければ亜大の優勝が決まる窮地を迎えたが、そこから2連勝で単独首位に躍り出た。前日の第2戦は来秋ドラフト1位候補とされる3年生右腕・鈴木が初先発で完投勝利。中西は「どんな形でも勝ち点を取る気持ちだった」と入魂の116球でエースたるゆえんを示した。20日からの国学院大とのカードで勝ち点を奪えば、完全優勝でリーグ5連覇を達成する。（柳内 遼平）
