【J1リーグ2024】第13節ベストイレブン&ハイライトまとめ

2024年5月14日(火)11時30分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2024明治安田J1リーグ第13節の9試合が5月11日〜12日に開催された。


2連勝中で首位に立つ町田ゼルビアは、湘南ベルマーレと対戦。ゴールネットを揺らすもオフサイドで取り消しとなるなど1点が遠く、0-0と引き分けで終えた。


そんな首位町田を追うヴィッセル神戸はセレッソ大阪を相手に4-1と勝利。勝ち点を「26」へ伸ばし得失点差で町田を上回り首位へと浮上している。


また、唯一日曜日の開催となった鹿島アントラーズと東京ヴェルディの1戦は、鹿島が一時は3点のリードを得るも終盤にかけて追い上げられ後半アディショナルタイムに痛恨の同点ゴールを浴びて試合終了。鹿島にとっては理想的なゲーム展開だっただけに、手痛いドローとなった。


ここでは、そんな第13節で活躍した選手たちをベストイレブン形式でまとめていく。




上福元直人 写真:Getty Images

GK:上福元直人(川崎フロンターレ)


直近は4戦負けなしと徐々に復調の兆しが見える川崎フロンターレは、第13節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。3-0と2試合ぶりに白星を挙げた今節、無失点勝利の立役者となったのがGK上福元直人だ。ディフェンダーを抜き切らずに放たれたシュートや、終盤の抑えの効いたミドルシュートなどをことごとくセーブ。また、終始丁寧な足元の技術でボール保持でも貢献するなどベテランらしい働きでチームを支えた。




田代雅也 写真:Getty Images

DF:田代雅也(アビスパ福岡)


今季は勝ちきれない試合が多いアビスパ福岡。2試合ぶりの勝利を狙った第13節の京都サンガ戦は、3-2と接戦を制して今季4勝目を挙げた。先制するもすぐさま追いつかれるという展開の中、再びリードを奪うゴールを挙げたのがDF田代雅也だ。後半開始早々に得たコーナーキックの場面、田代は弾き返されたボールに反応して豪快なボレーでゴールをマーク。チームに勝利をもたらす原動力となった。




木村誠二 写真:Getty Images

DF:木村誠二(サガン鳥栖)


U-23アジアカップにおける日本代表優勝の立役者の1人であるDF木村誠二。第13節のジュビロ磐田戦では先発出場を果たし、チームの無失点勝利に貢献している(3-0)。磐田の攻撃のキーマンでもあるFWマテウス・ペイショットを相手に、簡単にはボールを収めさせない厳しい守備を披露。また、セットプレーでも圧巻の高さを見せるなど、特徴を存分に見せつける活躍でチームに勝ち点3をもたらした。




岸本武流 写真:Getty Images

DF:岸本武流(ガンバ大阪)


前節でセレッソ大阪とのダービーを制したガンバ大阪は、第13節で名古屋グランパスと対戦(1-0)。前半互いにゴールが生まれない展開の中、後半になってゲームを動かしたのは今季の新戦力の1人DF岸本武流だった。中央から崩しを狙った場面で、GKが弾いたボールを見逃さずにゴールへ押し込んで先制点をマーク。嬉しい移籍後初ゴールは、チームに今季3度目の連勝をもたらすゴールとなった。




橘田健人 写真:Getty Images

MF:橘田健人(川崎フロンターレ)


北海道コンサドーレ札幌を相手に、第5節以来となる無失点勝利を挙げた第13節の川崎フロンターレ(3-0)。中でもMF橘田健人は、今節も抜群の安定感を発揮していた。セカンドボールに対する反応の速さや、後ろ向きのボールホルダーに対する厳しいチェックを終始披露。また、攻撃でも浮き球のパスから決定機に絡むなど、存在感を示し勝利に貢献した。


扇原貴宏 写真:Getty Images

MF:扇原貴宏(ヴィッセル神戸)


ヴィッセル神戸は第13節、セレッソ大阪との上位対決に臨んだ(4-1)。この大一番で、今季ここまで前節を除くすべての試合に出場しているMF扇原貴宏のキック精度が光った。1点リードのフリーキック場面、ファーへ蹴り込み2点目のきっかけを作ると後半開始早々にはコーナーキックから3点目をアシスト。2つのゴールに絡む活躍でチームの3連勝に大きく貢献した。




渡邊凌磨 写真:Getty Images

MF:渡邊凌磨(浦和レッズ)


上位陣に食らいつくためにも連勝が欲しい浦和レッズは、第13節アルビレックス新潟と対戦し4-2と勝利を収めた。この試合、MF渡邊凌磨は開始早々からゴールに絡む働きを見せる。完璧に相手の背後を突くスルーパスで先制点をアシストすると、後半にも持ち上がりから丁寧なラストパスで2点目をアシスト。2つのゴールをお膳立てする働きで勝利の立役者となった。




紺野和也 写真:Getty Images

MF:紺野和也(アビスパ福岡)


直近は引き分けが多いものの7戦負けなしで上位を窺うアビスパ福岡は、第13節で京都サンガと対戦し3-2と接戦を制した。2試合ぶりに先発出場を果たしたMF紺野和也は後半、1点リードの場面でクロスをボレーで合わせて勝利を大きく引き寄せる3点目をもたらすと、その後もクロスから決定機を演出するなど躍動。2試合ぶりとなるチームの勝利に貢献した。




菊地泰智 写真:Getty Images

MF:菊地泰智(サガン鳥栖)


下位を抜け出すきっかけが欲しいサガン鳥栖は、第13節でジュビロ磐田と対戦。3-0と4試合ぶりに複数得点を挙げて勝利を収めている。このゲーム、MF菊地泰智は多くの決定機を演出し働きを果たした。フィード1本で決定機を作り2点目をアシストすると、前線でのボールキープで3点目にも絡んだ。さらに終盤にもフィードやクロスから決定機を作り、大きな存在感を見せて勝利に貢献した。




チアゴ・サンタナ 写真:Getty Images

FW:チアゴ・サンタナ(浦和レッズ)


第13節の浦和レッズはアルビレックス新潟を4-2と下し、今季初の連勝を果たした。チームを勢いづかせる勝利に、FWチアゴ・サンタナは2ゴール1アシストの働きで貢献している。前半開始早々に相手の背後を取りスルーパスに反応。GKとの1対1を冷静に沈めて先制点を挙げると、3点目の場面ではボール奪取から丁寧なラストパスでアシストをマーク。さらに最終盤にはPKも成功させ、改めて攻撃面で大きな存在感を示した。




バフェティンビ・ゴミス 写真:Getty Images

FW:バフェティンビ・ゴミス(川崎フロンターレ)


昨夏川崎フロンターレへと加入したFWバフェティンビ・ゴミス。加入後ここまではゴールを挙げられずにいたが、今節の北海道コンサドーレ札幌戦で遂に待望の瞬間が訪れた(3-0)。エリア内でボールを受けると、鋭い反転からのシュートで先制点をマーク。さらにその後も2ゴールを挙げて前半だけでハットトリックを達成した。いよいよ目を覚ましたストライカーが、次節以降チームを上昇気流に乗せられるか注目だ。

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