逆転のカープ2度発動「らしさ」満載1番野間4出塁

5月14日(火)22時46分 日刊スポーツ

広島対ヤクルト 8回裏広島無死、野間峻祥は右前安打を放つ(撮影・奥田泰也)

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<広島9−4ヤクルト>◇14日◇マツダスタジアム

猛攻を呼んだ。広島野間峻祥外野手(26)が2試合連続猛打賞となる3安打1四球で逆転勝利に大きく貢献した。
1点ビハインドの5回、打者9人の猛攻で再逆転した。集中打のヤクルトに対し、広島は多彩な攻撃で13安打9得点。3連勝で貯金を今季最多2とし、2位ヤクルトに1ゲーム、首位巨人に2ゲーム差とした。コイの季節はまだまだ終わらない。
   ◇   ◇   ◇
「逆転のカープ」が2度、発動した。1回に先制しながら3回に逆転され、その裏にバティスタの2ランで逆転した。再び勝ち越されるも、5回に打者9人がつないで再逆転。一気に4点を奪い、ヤクルトを突き放した。9得点を呼び込んだのは1番野間だった。出塁した1、3、5、8回はいずれもホームを踏んだ。
「出塁して相手バッテリーにプレッシャーをかけられればと思っていた」
4出塁に“らしさ”が詰まっていた。1回は見極めて四球を選び、3回は逆方向にたたきつけた三塁内野安打。5回も逆方向へはじき返すと、8回は引っ張って右前打。泥臭い3安打で打率を再び3割に乗せた。出塁すれば、1回はランエンドヒット。5回は暴投で進塁するなどヤクルトバッテリーを揺さぶった。
開幕から好調を維持し、3番を任せられる時期もあった。それでも、3割近い打率を維持しながらスタメン落ちも経験。悔しさはのみ込み、途中出場5打数2安打で思いをバットにぶつけた。1番に復帰してからは2戦連続猛打賞だ。「内容が良くない日が続けば(先発落ちする)。控えている選手も(先発で)出ていてもおかしくない。チーム内でも隙を見せられない」。ポジションは与えられるものではなく、奪うものと胸に刻む。
広島は野間に引っ張られるように9得点を挙げた。犠飛、2ラン、適時失策、押し出し四球、適時打、野選と多彩な攻撃でヤクルトを追い込んだ。緒方監督は「四球とかで出塁できれば、今の状態であればクリーンアップのところでかえせる確率が高い。相手打線に負けないような粘り強い攻撃を、また明日もやれたらいい」。3連勝で2位ヤクルトに1ゲーム差とし、2ゲーム差で追う首位巨人の後ろ姿も視界に捉えた。【前原淳】

日刊スポーツ

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