【柏vsG大阪プレビュー】ホーム戦4試合ぶりの勝利を狙う柏…シーズン初の連勝を成し遂げたいG大阪

2022年5月14日(土)3時57分 サッカーキング

[写真]=金田慎平、J.LEAGUE

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■柏レイソル



【プラス材料】
 前節の浦和レッズ戦は0−0に終わったものの、内容的にはポジティブな部分の多い試合だった。ネルシーニョ監督の修正によって後半からは守備が安定し、5試合ぶりのクリーンシートを達成。その前のサンフレッチェ広島戦も含めて、苦しい展開でも後半に押し返すパワーを発揮できているのは下位に低迷した昨季との大きな違いである。

 2トップを組んだFW細谷真大とFW森海渡、この成長著しい2人が前線で推進力を与えている点も大きなプラス材料だ。

【マイナス材料】
 長らくメンバーから外れているFWドウグラスは負傷離脱の可能性が高い。さらに最近の試合ではMFドッジがメンバー外、第10節のサガン鳥栖戦で戦列復帰を果たしたFW武藤雄樹も直近2試合はベンチにも入らなかった。大黒柱のMF大谷秀和は3月のJリーグYBCルヴァンカップには出場したが、リーグ戦はまだ出場なし。

 柏レイソルは若いチームで勢いがある反面、悪い流れに陥った時に誰がチームを落ち着かせられるか。経験豊富な選手たちの不在は懸念材料のひとつである。

文:鈴木潤

■ガンバ大阪



【プラス材料】
 前節のヴィッセル神戸戦で6試合ぶりの白星を獲得。相手が10人になった状況も追い風となり、完封勝利で勝ち点を積み上げた。

 得点力不足に苦しむ中で2得点を挙げられたことはもちろん、18歳のMF中村仁郎の躍動は何よりの収穫。技術を武器に攻守に示した輝きは今後の戦いに期待を抱かせるものだった。

 また、センターバックの組み合わせを変えながら2試合続けて無失点なのも朗報。チーム内での熾烈なポジション争いも相乗効果に、今季初の連勝を目指したい。

【マイナス材料】
 ここ最近は先発を預かる試合が増えていたMF福田湧矢だが、神戸戦で左肩を痛めて負傷交代。脱臼のため、しばらく戦列を離れることになった。MF倉田秋に続き、圧巻のスタミナでチームにパワーを与えてくれる存在だっただけに離脱は痛い。

 ホームでの柏レイソル戦は昨季も勝利したが、アウェイ戦に限って言えば、2年続けて完封負けを喫している。いずれも策士ネルシーニョ監督の前に対策を講じられ、完敗を喫した印象が強い。“片野坂ガンバ”は対策を上回れるか。

文:totoONE編集部

サッカーキング

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