久保建英に正式オファーと英報道も…トッテナムの提示額は「ソシエダの期待に届かない」 リバプール、アーセナルも動くか

2024年5月15日(水)16時0分 ココカラネクスト

プレミアクラブから高い関心を示されている久保。今夏に動きがあるか(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英獲得に向け、プレミアリーグのトッテナムがオファーを出したと、欧州メディアで報じられている。

 英サッカーサイト『TEAMTALK』が現地時間5月14日(日本時間15日)、久保の移籍に関する特集記事を配信しており、その中でトッテナムが久保獲得への動きとして、「5000万ユーロ(約84億円)を提示した」と伝えた。

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 トピックでは、「トッテナムは今夏の移籍市場で『大きな計画』を立てており、これまでも伝えられてきたように、アンジ・ポステコグルーは新たなウインガーの獲得に躍起になっている」とクラブの補強への意欲を綴っており、久保が有力候補の1人だと主張している。

 その上で、「この22歳は、リーガ・エスパニョーラで最高の若手選手の1人とみなされている。今シーズンは39試合に出場して7ゴール4アシストを記録し、複数のトップチームの注目を集めている」と久保の今季のスタッツを紹介。また、トッテナム以外のクラブからも関心が寄せられていると指摘し、「リバプールがアーセナル、ニューカッスルとともにクボの獲得を検討していると見られている」と見通している。

 同メディアは、トッテナムについて、「この日本代表の獲得に向け、初めて具体的なオファーを提示し、(獲得レースの)首位に躍り出た」と評しているものの、レアル・ソシエダと久保の間で6000万ユーロ(約101億円)の契約解除条項が設けられていることにより、トッテナムによる今回のオファーでは「ソシエダの期待に届かない」と論じている。

 加えて、「ソシエダがスターウインガーを安値で手放すことはないだろう」として、現状ではトッテナムの久保獲得は困難と予想。また、他クラブの動きにも、「リバプール、アーセナル、ニューカッスルが数週間以内にスパーズに匹敵する入札を行うかどうかが注目される」と言及し、その中でも根強く囁かれているリバプールの動向について、「モハメド・サラーをサウジアラビアクラブに売却すれば、クボへのアタックを強めるかもしれない」などと見解を示している。

 欧州各国リーグはまもなく幕を閉じ、選手の移籍が本格的に行われるオフシーズンを迎える。すでにオファーの動きもみられる中、ここからさらに、日本人アタッカーの「争奪戦」は過熱していくのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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