若返り図るドジャースで“危険水域”となる「ベテランの名前」 バーンズがDFAで「大きなプレッシャーをかけることになる」

2025年5月15日(木)16時0分 ココカラネクスト

バーンズがDFAとなったドジャース。他にも危険水域の選手がいる(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間5月14日(日本時間15日)、35歳ベテラン捕手のオースティン・バーンズを事実上の戦力外通告(DFA)とし、代わりに若手有望株の捕手、ダルトン・ラッシングを昇格させたことを発表している。

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 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はバーンズについて「11年間のMLBキャリアすべてをロサンゼルスで過ごした。同チームで2度のワールドシリーズ制覇を果たし、2020年には最終アウトまで捕手として活躍した。しかし今、彼はウェーバーリスト入りし、ドジャースでの在籍は終わったようだ」と、チームが衝撃の決断を下したことを伝えている。

 同メディアは「この動きによって、ドジャースは一つのことを明確にしている。この球団にとって唯一重要なことは勝つことだ」としたが、「そうは言っても、今回の動きはドジャースの現役選手名簿に名を連ねる他の数人の選手に大きなプレッシャーをかけることになる」と伝えている。

 その選手として、今季ドジャースに新加入したものの、打率1割台で苦戦するマイケル・コンフォート、クリス・テーラーも今季はわずか26試合の出場で打率.219、OPSは.500(同13日試合終了時点)という成績だ。

 記事では「ラッシングの本職は捕手だが、ドジャースはマイナーリーグ時代に彼を左翼手としても起用してきた。ラッシングは左打ちで、外野、特に左翼手も守れる」と記している。外野を守るベテラン2人にとっては危うい事態だ。

 さらに、「MLBレベルでの実力を発揮できずに苦戦しているもう一人の左打ち外野手、ジェームズ・アウトマンにとってさらなるプレッシャーとなる」とし、「ラッシングは中堅を守れないものの、アンディ・パヘスやトミー・エドマンが復帰して中堅を守れば、アウトマンの打席をすぐに奪うことができてしまう」と指摘した。

 チームは若返りを図るため動き出した。“危険水域”の選手にとって、バーンズのDFAは他人事ではなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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