日本ハム宮西尚生、880試合連続救援登板でプロ野球新記録 「みんなで喜び合いましょう」にファン喝采

2025年5月15日(木)18時11分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ 日本ハム7—0オリックス(2025年5月15日 エスコンF)

 首位の日本ハムは2位のオリックスに勝利し、ゲーム差を再び2に広げた。0—0の7回途中に宮西尚生投手(39)がリリーフで登板。880試合連続の救援登板を達成し、01〜18年に中日の岩瀬仁紀がマークした879試合を抜いてプロ野球最多記録を更新した。直後の攻撃で決勝点が生まれ、23年6月10日の阪神戦以来、2年ぶりとなる通算38勝目も手にした。

 08年のプロ初登板からリリーフ一筋。来月2日に40歳の誕生日を迎える鉄人左腕が金字塔を打ち立てた。7回2死三塁のピンチで登板。オリックス・西川を141キロの直球で二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。ベンチに戻ると新庄監督から花束を受け取り笑顔も見せた。

 試合後のお立ち台では特別ゲストで始球式も務めた、俳優で歌手の中島健人(31)からヒーローインタビューを受けた。ピンチでの登板に「やべえな、と思いながらマウンドに立ちました」と心境を明かし、本拠のファンを沸かせた。

 中島から新記録達成を祝福されるとスタンドを見渡し「宮西一色かと思いきや、中島一色で…」とジョークも飛ばした。最後にはファンに向け「僕だけの記録ではないのでみんなで喜び合いましょう」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた。

スポーツニッポン

「日本ハム」をもっと詳しく

「日本ハム」のニュース

「日本ハム」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ