首位フェルスタッペン、トラブルフリーで約150周を走行「これがプレシーズンテスト初日ならよかったな」

2018年5月16日(水)14時25分 AUTOSPORT web

 2018年初のF1インシーズンテストがスペイン・バルセロナでスタート、初日はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。フェルスタッペンは、何よりトラブルなく多くの周回を重ねられたことが重要だったと語っている。


 15日、ドライコンディションのもと、フェルスタッペンは148周を走りこんだ。この日最多はメルセデスのルイス・ハミルトンによる151周だったが、これに次ぐ周回数を稼いだフェルスタッペンは、午後にハイパーソフトタイヤで記録した1分17秒528で、この日のトップに立った。


「今日は、とにかくマシンとタイヤの理解をより深めることに集中した。計画していたよりも多くのプログラムを完了できたから、すごくよかったと思う」とフェルスタッペン


「今日はたくさんのラップを走れた。もしこれがウインターテストの1日目だったらいいのにな、と思ったよ。でも今日は何も問題が起こらなかったし、身体的な面でも好調だった」


「僕がやるテストはこれで終わりで、次の予定は日曜日のザントフォールトだ。そこでダニエル(・リカルド)と僕とデイビッド・クルサードが、ショーカーを走行させるんだよ。ファンの皆に楽しいショーを見せたいと思っている」


 シニアプロジェクトエンジニアのジェフ・カラムは、次のように一日を振り返った。


「今日はとても生産的なセッションだった。マックスにとっては長い一日で、さほど楽しい時間ではなかっただろうが、エンジニアたちにとっては非常に素晴らしい日だった。この日予定していたプログラムをすべてやり終えることができたからね」


「今日の作業は主にふたつの部分に分かれていた。これからのレースを念頭にタイヤについてさらに理解を深めることと、開発パーツのテストだ。すべて予定どおりに進み、多くのデータを集めることができた。進捗にはとても満足している。多くの周回を重ね、まずまずのタイムを出すことができた。全体的にもとても満足だ」


「明日は、チームのシミュレーター開発ドライバーのジェイク・デニスがマックスからテストを引き継ぐ。彼にとってRB14を実際に経験する本当に素晴らしい機会になるだろう」    


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