DeNAに3連勝で単独首位の阪神 球界OBは青柳晃洋の復調に太鼓判「左打者の内角に投げられるようになった」

2023年5月16日(火)5時40分 ココカラネクスト

3連勝で単独首位に浮上した阪神。16日からは中日と対戦する(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 5月14日、阪神はDeNAとの首位攻防戦に臨み、佐藤輝明の2本塁打・7打点などの活躍で、21安打15得点の大勝を果たした。これで阪神はこのカードで3連勝を飾り、4月19日以来となる単独首位に浮上した。

 投打がかみ合い、首位攻防戦で3連勝を飾った阪神。球界OBはこの戦いぶりをどう見たのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、3連戦を振り返った。

【動画】一気に打点トップに!佐藤輝明がこの日2本目となるグランドスラム弾を三嶋から放った場面

 12日の初戦では、エース・青柳晃洋が先発登板。昨季は13勝を挙げた右腕は今季、開幕戦で今季初勝利を挙げたものの、以降は白星に恵まれていなかった。しかし、この試合ではランナーを背負いながらも粘りのピッチングで、8回途中7安打3失点の投球を披露。自らのバットでも2点タイムリーを放って貢献するなど、投打で活躍を見せ、2勝目の白星をゲットした。

 高木氏は青柳について「青柳が勝てたというのがチームにとって一番大きい。岡田監督も結構投げさせていた」とコメント。続けて、「1つのテーマだった左打者に対してのインサイドへの投球。これが後半になって投げられるようになっていたし、青柳も状態が悪かったけれど、そろそろ復活するかなと思わせてくれるような投球だった」と、力投で2勝目を挙げたエースの復調に太鼓判を押した。

 2戦目も勝利した阪神は、3戦目もその勢いのまま試合を展開。DeNA投手陣から合計21安打15得点を奪い、見事3連勝を飾った。この試合で大暴れの活躍を見せたのが佐藤輝明だ。開幕当初は快音が聞かれなかったが、この試合では第1打席に3ラン、4回の第3打席には満塁弾を放ち、5打数2安打2本塁打7打点で「完全復活」を印象付ける大活躍を見せた。

 高木氏は動画内で佐藤輝についても言及。「素晴らしいホームランだった。満塁で迎えた場面で、初球をものの見事に捉えた。やっぱり(状態が)上がってきたなと思ったね」と佐藤の2本塁打を絶賛していた。

 最後には首位攻防戦で3連勝を飾った阪神について、「打線も良くなり、勝てていなかった投手に白星がついたということで、この3連戦はものすごく収穫があったね」と、高木氏は話した。

 投打がかみ合った阪神は本拠地で最高の結果を残し、虎党を熱狂させた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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