サイ・ヤング賞右腕バウアーと2度目となる広島打線対決の「見どころ」

2023年5月16日(火)13時29分 ココカラネクスト

今季3度目の登板となるバウアー(C)Getty Images

 サイ・ヤング賞右腕、バウアーと早くも今季2度目となる広島打線の対決が注目されている。

 16日の広島戦(横浜スタジアム)にトレバー・バウアー投手が先発する。

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 前回、9日の巨人戦(新潟)ではリーグワーストの盗塁数だった巨人が積極的に足をからめた攻撃を展開したことも影響し、2盗塁を許し、6回11安打7失点と黒星を喫した。

 助っ人右腕がクイックが苦手ということは他球団にも知れわたっており、今回の対戦においても広島側は積極的に足を絡めていくことを公言。前回の対戦では7回1得点9奪三振と抑えられただけに、心理戦もからめて、何とかサイ・ヤング賞右腕攻略につなげたい考えだ。

 一方のバウアーといえば、泰然自若の姿勢を崩さない。特に現時点で大きく対策を考えていることはないとし、あくまで相手データを慎重に分析した上で対戦に臨む構えだという。

 巨人との対戦では変化球の割合が多かったことも指摘されている。早めに勝負にきた巨人打線につかまり3被弾と一発攻勢に沈んだ。登板後には敗因に関して「球種の選択ミス、ボールの精度、巨人のゲームプラン」の3つを挙げていたバウアー。

 この反省を生かして、どんな投球を見せるのかが注目されている。

 4月は球団新記録となる16勝をマークした球団も、ここにきて5連敗と停滞モードに入っている。中でも投手陣の苦戦が目立っているとあって、連敗ストッパーの役割を果たせるか。剛腕の投球内容に注目したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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