かつて日本代表に関する発言で話題に!ベトナム代表GKにJリーグ移籍報道
2025年5月16日(金)9時54分 FOOTBALL TRIBE

チェコ出身のベトナム代表GKフィリップ・グエンは、将来的なJリーグ移籍を検討している模様。過去に日本代表との一戦でプレーしたほか、森保ジャパンに関する発言で話題を呼んでいた。
現在32歳の同選手は、ベトナム人の父とチェコ人の母の間に生まれた身長190cm以上のゴールキーパー。2021年までチェコの年代別代表に招集されていたほか、2022/23シーズンまで同国内の複数クラブでプレー。ただ、2023年夏にベトナム1部ハノイ公安FCへ加入すると、同年にベトナムへ帰化。2024年1月に行われたAFCアジアカップ・グループステージ初戦の日本代表戦でデビューを飾った逸材だ。
ハノイ公安FCで正守護神を務めるフィリップだが、両者の契約期間は2026年6月まで。ベトナムメディア『baomoi』によると、現時点で契約延長交渉は行われていないとみられるが、記事では同選手の去就についてこう綴られている。
「彼は契約延長交渉をするか、新たな行き先を見つけることになる。チャレンジ精神が旺盛で、常に自分のコンフォートゾーンを超えることを望んでいるフィリップは、海外移籍に関心があると言われており、最も可能性の高い行き先はタイと日本だ。最終決定はまだ下されていないものの、フィリップがキャリアにおける重要な転換点を迎えていることは明らかだ」
そんなフィリップは、2024年1月24日のアジア杯インドネシア戦を前に、「すべての対戦相手が同じだと思っている。インドネシア代表は日本代表と同じくらい強いと思っている」とコメント。FIFAランキング20位以上の日本と100位以下のインドネシアを同等扱いする発言内容は、インドネシアメディア『Bola』で紹介されるなど、両国のサッカーファンの間で話題になっていた。