ラッシュフォードの去就は不透明…マンUは売却検討も、高給&選手のCL出場希望がネックに?

2025年5月16日(金)15時6分 サッカーキング

アストン・ヴィラへレンタル加入中のラッシュフォード [写真]=Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドからアストン・ヴィラへレンタル加入中のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの去就は依然として不透明なようだ。15日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在27歳のラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2015−16シーズンにトップチームデビューを飾った。公式戦通算426試合で138ゴール76アシストをマークし、背番号「10」を継承するなど主力として活躍していたが、昨年11月のルベン・アモリム監督就任後は序列が低下。今冬に買い取りオプション付きレンタルでアストン・ヴィラへ移籍した。

 新天地ではここまで公式戦17試合で4ゴール6アシストをマークするなど一定の成績を残し、3月にはイングランド代表への復帰も果たしたラッシュフォードだが、レンタル契約は6月末で満了に。アモリム監督率いるマンチェスター・ユナイテッドには居場所がないとも報じられており、アストン・ヴィラが買い取りオプションを行使するか否かを含めて、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。

 レンタル契約満了まで残り約1カ月程度となる中、アストン・ヴィラが4000万ポンド(約77億円)の買い取りオプションを行使するか否かは未だ不透明。また、当該の買い取りオプションには優先権がないため、仮にラッシュフォードおよびマンチェスター・ユナイテッドが他クラブと合意した場合には、完全移籍への移行が叶わない可能性もあると『スカイスポーツ』は指摘している。アストン・ヴィラとしては、慎重な判断が求められることとなりそうだ。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドは財務状況改善のため、ラッシュフォードを完全移籍で売却したいと考えているという。選手も新たなクラブでの挑戦に前向きではあるが、チャンピオンズリーグ(CL)出場権のないクラブへの移籍は望んでいない模様。推定32万5000ポンド(約6300万円)とされる週給の減額にも消極的であり、獲得に乗り出すクラブが現れるかは不透明だ。

 こうした状況から、マンチェスター・ユナイテッドが今夏の売却を断念し、再びレンタルに出す可能性もあると各メディアは指摘している。

サッカーキング

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