「現役時代から5キロ痩せた理由は」阪神OB鳥谷氏がトークショーでエピソード明かす

2025年5月16日(金)16時59分 スポーツニッポン

 球団創立90周年を迎えた阪神タイガースの記念イベント「レジェンズデー」で、16日は「至高の遊撃手」をテーマに、生え抜きで2000本安打を記録した藤田平氏(77)と鳥谷敬氏(43)が甲子園歴史館でファン150人を前にトークショーを行った。

 引退後もスリムな体型を維持し、現役時代から5キロ痩せたという鳥谷氏は「それは格好悪くなりたくないから。テレビだと大きく見えやすいし、好きな洋服も着たいですから」と理由を明かすと、ファンも驚きの声をあげた。トークショーのやりとりを一部紹介する。

 藤田氏「高校からプロに入って、違いを感じたのはスピード。吉田さん、鎌田さん、三宅さんという日本一の内野陣に入って、連係やダブルプレーについていくのが必死でした」

 鳥谷氏「一番試合に出られそうなのが阪神だと思って、ボクは逆指名した。当時はメジャーも考えていたので、土のグラウンドでプレーしたいと思っていた。入団からメディアにも注目されて、これがタイガースなんだなと思いました」

 藤田氏「プロ1年目から監督が途中交代した。1年間で監督が2人というのがボクは3回あった。19年間で10人の監督、代理監督の下でプレーした。監督が代わると打撃コーチも代わる。だから自分でやらないといけないと思いましたね」

 鳥谷氏「小さいころは成長痛や肩のケガを経験した。だからこそ試合に出るための準備は大事にした。体は毎日ちょっとずつ変わる。その変化に気づくために、同じ体の動かし方をして、どこが崩れているかをチェックしました」

 藤田氏「阪神の合宿所には5年いたんです。当時は給料は現金支給で、寮長が本社からリュックで運んで、配ってくれた。寮長も運ぶのが怖くなって、給料袋の厚い人から寮を出てくれ、と言われたことがあったな」

 鳥谷氏「1本目と2000本目のヒットは覚えている。東京ドームで自分と新井さんとブラゼルで3連発したこともあったけど、岡田さんに1発目は価値がないと言われた。価値があるのは3人目と岡田さんは言うんです。自分がそうでしたからね。でも1発目がないと、3連発はできないですよね」

スポーツニッポン

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