マクラーレンF1、モナコGPにガルフカラーで参戦。マシンとドライバーがレトロなブルー&オレンジに
2021年5月17日(月)7時24分 AUTOSPORT web

マクラーレン・レーシングは、2021年F1第5戦モナコGPにおいてガルフカラーのマシンを走らせることを発表した。戦略パートナーである石油会社ガルフ・オイル・インターナショナルとのコラボレーションによる一戦限定の企画だ。
マクラーレンとガルフは2020年7月に契約を発表。今回チームはガルフの伝統的なデザインへのトリビュートとして、ブルーをベースにオレンジを配したカラーリングをMCL35M、ドライバースーツ、レースチームキット、ソーシャルメディアプラットフォームに採用する。
また、ドライバーであるランド・ノリスとダニエル・リカルドは、レトロなデザインのスペシャルカラーヘルメットを使用、これはマクラーレンのメンタルヘルス・チャリティパートナーである『Mind』のチャリティに提供される。
ガルフカラーは、スポーツカーのフォードとポルシェに用いられたものとして有名。マクラーレンは、創設者ブルース・マクラーレンが率いていた1968年にガルフと提携。その後、1997年のル・マン24時間レースではマクラーレンF1 GTRをガルフカラーで走らせ、2位を獲得した。
マクラーレンは今回の取り組みを記念して、ガルフカラーのウェア等グッズをファン向けに発売している。
2021年モナコGPは5月20日から23日に開催される。