阪神・村上、3試合連続完封ならず 初回まさかの先頭弾浴び「申し訳ない」 2回から6イニングは無失点も
2025年5月17日(土)5時15分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神2—4広島(2025年5月16日 甲子園)
阪神・村上にとって初回にまさかの悪夢が待っていた。球団では66年のバッキー以来となる3試合連続完封をかけた先発のマウンド。その出はなをくじかれた。
「初回に点を取られてしまったので嫌な空気というか、リズムに乗れなかったと思うので、そこは本当に申し訳ないなという感じです」
先頭の秋山にいきなり右翼席へのソロを被弾。昨季は24打数10安打の被打率・417と苦しめられたが、またしても快音を響かされた。なおも2死一塁から、坂倉に右翼へ適時二塁打を浴びて2点目を献上。2回からは立て直し、内外角を丁寧に突きながら、その後の6イニングは無失点に封じて7回2失点。それだけに、余計に悔やまれる立ち上がりとなった。(山手 あかり)