言いたい放題の評論家にダルが「喝」!4失点デビューのロッテ佐々木朗希へネガティブ意見ガン無視のススメ

5月18日(火)11時0分 ココカラネクスト

 ロッテの高卒2年目右腕・佐々木朗希投手(19)が待望の1軍デビューを果たした。本拠地ZOZOマリンスタジアムで16日西武戦に先発。5回6安打4失点5奪三振2四球の内容で、最速154キロをマーク。4回までは直球のほとんどが150キロを超え、一級品の素材をあらためてファンに印象づけた。


 勝ち投手の権利を持って交代したが、救援陣が打たれて勝敗はつかなかった。岩手・大船渡高時代に163キロをマークし、ドラフトでは4球団が競合した「球界の宝」。野球評論家は待ちに待ったとばかり、19歳の初登板を批評した。

 元ロッテ捕手で日刊スポーツ評論家の里崎智也氏は「思っているよりもはるかに良かった。外角真っすぐの制球力がある。真ん中に真っすぐを投げ込むパワーピッチングを想像していただけに、いい意味で予想を裏切られた。19歳のプロ2年目の初登板としては、未来に向けてポテンシャルを感じさせるいい形のスタート」と賛辞を送った。

 元DeNA監督の中畑清氏は、テレビ東京の解説で「投球のテンポが良い。走者を背負っても、ピンチになってもテンポが変わらない。だから援護を受けやすい」と、5回まで6得点と味方打線の援護を引き出したテンポの良さに着目した。

 一方、逆の意見も目立った。5回で5盗塁を許したことに、NHKなどで解説を務める 元巨人投手の上原浩治氏は「投球のリズムが一緒で、打者に読まれていたんじゃないかな。期待値が高いので、正直もっといけたんじゃないか。球速ほど打者は速く感じていなかったんじゃないかな。内角をもっと使ってほしい」などと指摘した。

 日本ハムなどでプレーした野口寿浩氏はプロで21年間務めた捕手目線から「セットポジションに入り、いったん静止してから足を上げ始めるまでの時間が常に同じ。クイック自体も速い方ではない。癖があって走者にわかりやすかった可能性もある。投球後の守備姿勢に、一塁側へ流れがちな欠点がある」と遊ゴロ内野安打を処理できなかった守備にも注文をつけた。

 元巨人監督の堀内恒夫氏(スポーツ報知)はもっと手厳しい。「クイックモーションの練習に今すぐ取りかかりなさい。このままだと欠陥になる。首脳陣は徹底的に練習させるべき 。ストレートの球筋はきれいだが、スピンの利いた球ではないからファウルが多く、空振りが取れない」などと苦言を呈した。

 評論はボールの質だけでなく、制球力、けん制、投球の間、マウンドさばき、守備など多岐に及び、あらゆる角度から佐々木のデビュー戦を分析し「丸裸」にした。

 これに黙っていられなかったのが、パドレスのダルビッシュ有投手(32)だった。自身のブログで「試合後は色々な人が『ここが課題だ』『もっとこうするべきだ』なんて言ってるのを見かけましたが、そういう人の中で一体何人の人が19歳時点で佐々木投手より上だったんだろう。えー?って思ってしまいました!」とつづった。

 さらに「日本中から注目されながら、150キロ超えをバンバン投げて西武打線相手に5回投げたことだけでも凄すぎます。これからも他人のネガティヴな言葉は基本無視して、ネガティヴさは自分自身で持ちながら成長していってほしいなぁと思います」とアドバイス。東北出身の純粋な若者が、すべての意見を素直に受け止めてしまう可能性を危惧したダル流のエールだった。

 ダルビッシュの言葉には多くのファンが共感。「どこぞの評論家より1番説得力あるお言葉と思いました」などのコメントがSNSに寄せられた。

 ビッグネームまで巻き込んだ「令和の怪物」デビューで見せた課題と大きな可能性。プロ野球にまた1つ、新たな楽しみが増えた。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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