国内2冠達成のバルセロナ、今夏ウイング補強希望?リバプールFWディアスが優先事項
2025年5月18日(日)19時0分 FOOTBALL TRIBE

バルセロナ(スペイン1部)は今季から指揮をするハンジ・フリック監督のもとで2年ぶりにラ・リーガを制覇。チャンピオンズリーグ(CL)では準決勝でインテル(イタリア1部)に敗れたが、コパ・デル・レイも優勝して国内主要タイトル2冠を達成した。
今季のバルセロナはブラジル代表FWハフィーニャが公式戦55試合で34ゴール25ゴールを記録して覚醒したほか、スペイン代表FWラミン・ヤマルも切れ味抜群のドリブルで相手守備陣を翻弄。ただ、サイドを1人で打開できる選手はこの2選手しかいない。
そのため、スポーツディレクターを務めるデコ氏はウイングの補強が必要だと考えている模様。デコ氏は実際に「我々はハフィーニャとラミンに大きく依存していると感じている。もしかしたら、彼らのようなタイプのの選手がもっと必要かもしれない」と語っている。
そのなかで、バルセロナはリバプール(イングランド1部)に所属するコロンビア代表FWルイス・ディアスを補強第一候補だという。ただ、バルセロナは毎年直面する問題のラ・リーガの財政規則である「1:1のルール」をクリアし、かつ移籍金8000万ユーロを準備できるか次第のようだ。
今季のプレミアリーグ34試合で13ゴール5アシストを記録しているディアスはリバプールと2027年夏まで契約を結んでいるなかで、延長オファーを受けているようだが、まだ返答していないようだ。近年は財政難で移籍市場が開くたびに選手登録問題に揺れるバルセロナだが、獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。