モナコ、リーグ最終節はRCランスに0-4の完敗…“腕章”を巻いて先発の南野拓実は83分までプレー
2025年5月18日(日)5時56分 サッカーキング
先発出場を果たした南野拓実(画像は10日のリヨン戦)[写真]=Getty Images
ここまで33試合を消化したリーグ戦で18勝7分8敗を記録し、勝ち点「61」の3位につけるモナコ。前節にリヨンを2−0で撃破した同クラブは今季の3位以上が確定し、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。一方、2位のマルセイユとは“1ポイント差”となっており、今節の結果次第では順位の逆転が可能。敵地でRCランスと激突する一戦に、日本代表MF南野拓実はキャプテンマークを巻いて先発した。
試合は21分にRCランスがスコアを動かす。ハーフウェイライン右で相手のクリアを回収し、ライン際でパスを受けたルベン・アギラールが中央のナンパリス・メンディに繋ぐ。浅いエリアから入れたアーリークロスにニール・エル・アイナウイが飛び込み、豪快なヘディングでネットを揺らした。
一方のモナコも、32分に南野がゴールに迫る。敵陣中央でフリーキックを得ると、ラミン・カマラがペナルティエリア内にロングパスを供給。クレパン・ディアタが打点の高いヘディングで競り勝ち、頭で折り返したボールを南野がダイレクトで振り抜く。巧みなボレーシュートでニアを狙ったものの、RCランスのGKマシュー・ライアンに防がれた。
追いかける展開のモナコだが、52分に自身のパスミスから背後を取られたスングトゥ・マガッサがゴドゥイン・コヤリポウを倒し、一発退場となってしまう。すると、直後の56分には右サイドから送られたマイナスの折り返しをN・メンディにフリーで合わせられ、ウィルフリード・シンゴがブロックしたセカンドボールをエル・アイナウイから押し込まれて追加点を許す。
攻勢を強めるRCランスは、73分にもアドリアン・トマソンが3点目を奪取。78分にはアナス・ザルリのゴールでリードを4点に広げる。その後、南野は83分に交代となり、試合は4−0で終了。モナコは3位で今シーズンを終えた。
【スコア】
RCランス 4−0 モナコ
【得点者】
1−0 21分 ニール・エル・アイナウイ(RCランス)
2−0 56分 ニール・エル・アイナウイ(RCランス)
3−0 73分 アドリアン・トマソン(RCランス)
4−0 78分 アナス・ザルリ(RCランス)