【全米プロ】久常涼1つ落とし暫定26位で終了 一時2位浮上も後半4ボギーで失速
2025年5月18日（日）7時5分 スポーツニッポン
◇米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権第3日（2025年5月17日 米ノースカロライナ州 クウェイルホロー・クラブ＝7626ヤード、パー71）
メジャー第2戦の第3ラウンドが行われ、17位から出た久常涼（22＝SBSホールディングス）は3バーディー、4ボギーの72で回り、通算2アンダーでホールアウトした。終了時点でトップと6打差の暫定26位。
上位を目指すムービングデー。出足は上々だった。1番でピンチが訪れたが、1・5メートルのパーパットを決めて滑り出した。最初にスコアが動いたのは4番パー3。グリーン手前のバンカーから放り込んでチップインバーディーでリズムをつかんだ。
7番パー5では第2打をグリーン右エッジに運んでパターで寄せてスコアを伸ばした。続く8番は3メートルにつけて連続バーディー。トップと1打差の2位で折り返した。
しかし後半はクウェイルホロー・クラブの罠にはまっていく。12番でラフからの第2打がグリーン奥にこぼれて、アプローチが逆サイドのラフまで転がり最初のボギーを叩いた。13番パー3では3パットを喫した。
池や小川が絡み難易度の高い終盤3ホール「グリーンマイル」でも洗礼を受ける。パー4の16番は第2打でグリーンを捉えながら3パット。パー3の17番はグリーン右手前に外し、アプローチで1メートル強に寄せながらパーパットを外して連続ボギー。スコアを1つ落としてラウンドを終えた。
