全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦オートポリスは小出峻が逃げ切り今季初優勝
2024年5月19日(日)11時13分 AUTOSPORT web
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会は5月19日、大分県日田市のオートポリスで第5戦の決勝レースが14周で行われ、小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が今季初優勝を飾った。
第4戦が行われた5月18日から一夜明け、9時から行われた第5戦の決勝レース。曇り空のもとスタートを迎えたが、ポールポジションの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)がスタートを決める一方、2番手スタートの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)が前日から不安を抱えていたスタートでストールを喫してしまう。
2番手に続いたのは、6番手から素晴らしいスタートを決めた野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC)だったが、3番手スタートでニュータイヤを履く中村仁(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)との2台のバトルが序盤から展開されていった。7周目、中村が1コーナーで野中をかわし、これで小出、中村、野中と続くトップ3となった。
この頃には上位陣の差はやや離れていたが、9周目にマスタークラス3番手だった清水康弘(GNSY 324)が最終コーナーでコースアウトしたことからセーフティカーが導入され、小出のマージンがなくなってしまった。
ただ小出は12周目のリスタートを決めると、中村を振り切り今季初優勝。2位は中村でスーパーフォーミュラ・ライツでの初表彰台を獲得。3位は野中となった。4位はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、5位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)、6位は荒川麟(TEAM DRAGON 324)だった。マスタークラスは今田信宏(JMS RACING TEAM)が連勝を飾った。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第5戦オートポリス 決勝結果
Pos. | No. | Class | Driver | Car | Laps | Grid | Qualify |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 50 | 小出峻 | HFDP WITH B-MAX RACING | 14 | 1 | 1’37.060 | |
2 | 35 | 中村仁 | モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC | 14 | 3 | 1’37.425 | |
3 | 36 | 野中誠太 | PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC | 14 | 6 | 1’37.630 | |
4 | 1 | K.フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX | 14 | 8 | 1’37.887 | |
5 | 37 | 古谷悠河 | Deloitte. HTP TOM’S 320 | 14 | 4 | 1’37.502 | |
6 | 13 | 荒川麟 | TEAM DRAGON 324 | 14 | 5 | 1’37.566 | |
7 | 2 | 荒尾創大 | HFDP WITH TODA RACING | 14 | 7 | 1’37.868 | |
8 | 38 | 小林利徠斗 | モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC | 14 | 2 | 1’37.191 | |
9 | 4 | M | 今田信宏 | JMS RACING TEAM | 14 | 9 | 1’40.557 |
10 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON 324 | 14 | 10 | 1’40.792 |
R | 8 | M | 清水康弘 | GNSY 324 | 7 | 11 | 1’42.583 |
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING) 1’38.260 (2/14)
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