ドジャース2度目の衝撃DFAは「一つの時代の終焉」34歳・背番号「3」の“レジェンド”はWAR低迷「時代は終わりを迎えた」
2025年5月19日(月)16時30分 ココカラネクスト

ドジャースは2度目の衝撃的なDFAを行った(C)Getty Images
ドジャースは現地時間5月18日(日本時間19日)、本拠地でのエンゼルス戦に4−6で敗れた。エンゼルスとの3連戦3連敗は2010年6月以来15年ぶりだという。
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そんな歴史的な敗北を喫した試合前、衝撃的なニュースが飛び込んだ。トミー・エドマンを負傷者リストから復帰させ、40人枠を確保するため、34歳のクリス・テーラーを事実上の戦力外であるDFA(メジャー40人枠から外す措置)としたことを発表したのだ。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「これはドジャースにとって、ここ数日で2度目の重要なDFAとなる。今週初めには、長年の捕手として活躍したオースティン・バーンズが解雇された。ある意味、これはロサンゼルスにおける一つの時代の終焉と言えるだろう」と伝えている。
記事では、「テーラーは近年の不振にもかかわらず、ドジャースのレジェンドだ」とし、「彼のポストシーズンでの活躍は、2020年のワールドシリーズ制覇に加え、ドジャースを現代社会における重要な存在へと押し上げる原動力となった」と、ドジャースでの功績を称えている。
「しかし、34歳の彼にとって残念なことに時代は終わりを迎えた。 2021年のオールスター戦を最後に成績が急落し、2022年以降は満足なプレーできない状態が続いた」とし、2024年は87試合で-0.1のWAR、2025年はわずか35打席で-0.5のWARだと指摘。「2022年に入ってからは、合計350試合に出場してわずか1.6のWARにとどまっている」と、選手の貢献度を表す指標で、低い数値であることを記している。
近年は実力を発揮することができずに終わったドジャースの背番号「3」。今後は新天地でプレーすることが叶うだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]