C大阪、パパス監督の元教え子獲得へ。神戸・川崎・横浜FMと対戦経験あり

2025年5月19日(月)10時2分 FOOTBALL TRIBE

セレッソ大阪 写真:Getty Images

 セレッソ大阪は5月18日に行われた明治安田J1リーグ第17節で、川崎フロンターレに0-2で敗北。FW北野颯太の海外移籍報道や、負傷者続出等もあり補強を求める声が相次ぐなか、アーサー・パパス監督の元教え子であるマレーシア代表MFディオン・コールズ(ブリーラム・ユナイテッド)の獲得に動いているという。


 タイメディア『ボールタイ』が18日に伝えたところによると、C大阪はすでにコールズ獲得に向けて交渉を進めているとのこと。同選手とタイ1部ブリーラムの契約期間は2025年6月までであるが、ブリーラムに引き留めの意思はなく、すでに後釜確保に動いている模様。記事では「コールズがC大阪へ移籍するとなれば、ブリーラムで過ごした2023/24シーズン以来、パパス監督と再び一緒に仕事をすることになる」と綴られている。


 現在28歳のコールズはマレーシアとベルギーの国籍を有しており、身長185cmで右利き。センターバック、サイドバック、サイドハーフと複数ポジションをこなすユーティリティプレーヤーであり、ベルギー年代別代表でのプレー経験がありながらも、A代表はマレーシアを選択。国際Aマッチ31試合の出場で4ゴールを挙げており、現在はキャプテンを務めている。


 また、プロデビューから2022年12月まではクラブ・ブルッヘ、FCミッティランなど欧州複数クラブを渡り歩いていたが、2023年1月にブリーラムへ移籍。2024/25シーズンはタイ1部リーグ27試合の出場で2ゴール5アシストを挙げ、優勝に貢献。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では、準々決勝アル・アハリ戦までの全試合でスタメン出場。川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸、横浜F・マリノスとの対戦でも、右サイドで自身の持ち味を発揮するなど、Jリーグクラブ相手に通用するだけのクオリティを兼ね備えていることは証明済だ。


 なお、ブリーラムは18日に行われたタイリーグカップ準決勝で7-0と圧勝。タイFAカップでも決勝まで勝ち上がっている。タイ国内3冠を置き土産に、コールズはJリーグ挑戦を果たすことになりそうだ。

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