ジェフ千葉復帰は？小森飛絢がシントトロイデン退団へ「買取OPあるが…」

　ジェフユナイテッド千葉からシント＝トロイデンVV（STVV）へ期限付き移籍中のFW小森飛絢は、2025年6月をもってSTVVを退団することが決定的だという。

　ベルギー紙『HBVL』は5月18日、1部残留を果たしたSTVVの補強戦略を特集。「16名がまもなくSTVVを退団することになる」と大量入れ替えの可能性を伝えた上で、前線のメンバーについて、「小森とアンドレス・フェラーリは6月で期限付き移籍期間満了となるが、買い取りオプションがある。しかし、STVVでのプレー期間を延長できるチャンスがあるのは後者だけ。前者にはチャンスが無い」とリポート。STVVに小森の買い取りオプションを行使する予定はないという。

　現在24歳の小森は、2024シーズンのJ2得点王に輝くと、2025年1月に千葉からSTVVへ期限付き移籍。しかし、ベルギー1部リーグのレギュラーシーズンでは4試合の途中出場、スタメン出場ゼロでノーゴールという結果に終わると、1部残留プレーオフでも6試合中1試合の出場と、監督交代後も序列アップの兆しはなかった。

　一方、現時点で小森が千葉に復帰する可能性はベルギー国内で報じられていない。Jリーグ他クラブや海外他クラブへ移籍する可能性も考えられるだけに、同選手の今後に注目が集まっている。

　STVV所属選手では、日本代表MF藤田譲瑠チマにVfBシュツットガルト移籍の可能性が報じられているほか、パリ五輪U23日本代表MF山本理仁とMF伊藤涼太郎の去就も不透明である模様。山本と伊藤については、『Voetbal』が「両選手ともに、STVVとの契約は来シーズン終了まで残っている」「来シーズンもSTVVでプレーするかどうかは分からない」と伝えている。