バイエルン、大勝で史上初の7連覇達成! 退団する“ロベリー”が惜別のアベック弾

2019年5月19日(日)0時23分 サッカーキング

バイエルンがフランクフルトを下した [写真]=Getty Images

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 ブンデスリーガ最終節が18日に行われ、バイエルンがホームでMF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦した。

 スコアは試合開始早々に動く。4分、勝てば無条件でブンデスリーガ優勝が決まるバイエルンは右サイドを華麗なパスワークで崩すと、最後は逆サイドでフリーとなったキングスレイ・コマンが冷静に流し込んだ。

 その後もバイエルンが主導権を握り、コマンやロベルト・レヴァンドフスキが相次いで決定機を迎えるが、好セーブを連発するGKケヴィン・トラップを中心にフランクフルト守備陣が水際で防ぐ。

 28分、カウンターからセルジュ・ニャブリが持ち込んで左足シュートを突き刺すが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってその前にオフサイドがあったことが判明し、ノーゴールとなる。

 同点に追いつきたいフランクフルトは後半開始と同時に、リーグ戦ここまで14得点を挙げているセバスティアン・ハラーを投入する。すると50分、CKのこぼれ球をそのハラーが押し込んで同点。フランクフルトの交代策が功を奏した。

 しかし直後の53分、トーマス・ミュラーのミドルシュートをトラップが弾いたところボールを、ダヴィド・アラバが押し込んでバイエルンが再び勝ち越しに成功した。さらに58分には途中出場していたレナト・サンチェスが巧みな切り返しから右足でネットを揺らして突き放す。

 72分には今シーズン限りでの退団が決定しているフランク・リベリーが、持ち前の左サイドからのドリブル突破で2人を抜いてチップキックでゴール。さらに78分には同じく退団が決定しているアリエン・ロッベンがアラバの折り返しを左足で流し込んで5点目。クラブを長きにわたって支えてきた“ロベリー”がバイエルン最後のリーグ戦でアベック弾を記録した。

 バイエルンはゴールラッシュでフランクフルトを下し、史上初となるブンデスリーガ7連覇を達成した。なお、長谷部は3バックの中央でフル出場した。

 また、国内2冠の可能性も残しており、25日に行われるDFBポカール決勝で3年ぶりの優勝を懸けてライプツィヒと対戦する。

【スコア】
バイエルン 5ー1 フランクフルト

【得点者】
4分 1−0 キングスレイ・コマン(バイエルン)
50分 1−1 セバスティアン・ハラー(フランクフルト)
53分 2−1 ダヴィド・アラバ(バイエルン)
58分 3−1 レナト・サンチェス(バイエルン)
72分 4−1 フランク・リベリー(バイエルン)
78分 5−1 アリエン・ロッベン(バイエルン)

【スターティングメンバー】
バイエルン(4−2−3−1)
ノイアー;キミッヒ、ズーレ、フンメルス、アラバ;チアゴ、ゴレツカ(37分 レナト・サンチェス);ニャブリ(67分 ロッベン)、ミュラー、コマン(61分 リベリー);レヴァンドフスキ

フランクフルト(3−5−2)
トラップ;アブラーム、長谷部、ヒンテレッガー;フェルナンデス、デ・グズマン(46分 ハラー)、コスティッチ、ガチノヴィッチ、ダ・コスタ;レビッチ(64分 トロ)、ヨヴィッチ

サッカーキング

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