ミラン、最後の“スクデットを知る男”アバーテが退団へ…指揮官が会見で明言

2019年5月19日(日)23時10分 サッカーキング

ミランでプレーするアバーテ [写真]=Getty Images

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 ミランの元イタリア代表DFイニャツィオ・アバーテは今シーズン限りで同クラブを退団するようだ。イタリアメディア「カルチョ・メルカート」が18日に伝えている。

 同メディアは今シーズン限りで満了するアバーテの契約が延長されることはなく、19日のセリエA第37節フロジノーネ戦がミランの本拠地でのラストゲームになるとしている。また、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は試合前記者会見で「アバーテのサン・シーロでのラストゲームになるかって?イニャツィオについて全てを語ることはできないが、とても残念に思っている。彼はチームや私のスタッフに常に付加価値を与え続けてくれたんだ」とコメントしている。

 1986年生まれのアバーテはミランの下部組織出身で、2003年にトップデビューを果たした。その後数多くのレンタル移籍やエンポリ、トリノでのプレーを経験した後、2009年にミランへ復帰。マッシミリアーノ・アッレグリ氏が監督に就任した2010ー11シーズンにレギュラーの座を掴んでスクデット獲得(セリエA優勝)に大きく貢献した。その後低迷する混乱期のミランを支え続け、今では同シーズンの優勝を知る唯一の選手となったベテランは、通算300試合以上に出場した愛するクラブへ別れを告げることになったようだ。

サッカーキング

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