ルーニーがポグバの起用法をアドバイス「ランパードのような役割で…」
2020年5月19日(火)13時24分 サッカーキング
ポグバは昨年9月に右足首を負傷し、2カ月半の離脱を経て、昨年末の2試合に途中出場を果たした。しかし、その後足首に別の問題を抱えて再離脱。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断となるまで戦列に復帰をすることはできなかった。
マンチェスター・Uは今年1月にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを獲得し、中盤にはブラジル代表MFフレッジやスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ、セルビア代表MFネマニャ・マティッチらも在籍していて、復帰するポグバがどこで起用されるかは不透明となっている。
しかし、ルーニーはイギリス紙『タイムズ』に対し、中盤の選手ながら現役時代にはチェルシーで211ゴールを記録し、クラブ最多得点記録を持つフランク・ランパード(現チェルシー指揮官)のような役割でポグバを起用することが古巣マンチェスター・Uのためになると助言した。
「悪夢だったのはフランク・ランパードのような自分を抜き去っていくタイプと対戦した時だ。フランクはボールがサイドに行った時にはボックス内へとスプリントしていくことがチャンスになることを知っていた。ファギー(アレックス・ファーガソン元監督)からは『この選手の仕事量は一人分ではない』とも言われた」
「だから、ポグバにももっと深い位置から、ワイドにボールがある時にはボックスまで駆け上がって攻撃に参加してほしい。彼の運動能力があればもっと得点を決めることができる。間違いなく悪夢のような存在になることができる。僕だったら彼をそのような役割で起用する。そこで成長すれば、彼は信じられないような選手になると思う」